IWAMIKAGURA HEROES

EXPO2025

大阪・関西万博 特別公演

石見神楽「大蛇」降臨 受け継がれる情熱の軌跡

石見神楽を創り出したまち浜田

開催概要

会場:EXPOホール「シャインハット」

[新幹線をご利用の方]

  • JR新大阪駅(A46)からJR京都線で大阪駅(A47)に向かい、大阪駅で大阪環状線(内回り)に乗り換えてJR弁天町駅(O15)に向かい、弁天町駅ででOsaka Metro中央線へ乗り換え。
  • Osaka Metro新大阪駅(M13)からOsaka Metro御堂筋線で本町駅(M18)に向かい、本町駅でOsaka Metro中央線へ乗り換え。

[飛行機をご利用の方:関西国際空港]

  • JR関西空港駅(S47)からJR関西空港線・阪和線で天王寺駅(R20)に向かい、天王寺駅で大阪環状線(外回り)に乗り換えてJR弁天町駅(O15)に向かい、弁天町駅でOsaka Metro中央線へ乗り換え。
  • 南海 関西空港駅(NK32)から南海空港線・南海本線で難波駅(NK01)に向かい、難波駅でOsaka Metro御堂筋線に乗り換えて本町駅(M18)に向かい、本町駅でOsaka Metro中央線へ乗り換え。
大蛇大蛇

公演演目

大蛇

[おろち]

大蛇55頭が舞台を埋め尽くす圧巻の舞を初披露

記紀神話であるスサノオノミコトのヤマタノオロチ退治を物語る石見神楽演目である。押しも押されもしない石見神楽を代表する演目で、石見神楽の代名詞といっても過言ではない。石見神楽面(長浜面)の製作技術の最高峰の造形である「蛇頭」と提灯にヒントを得て創りあげられた「石見神楽蛇胴」を駆使し、リアリティ溢れるダイナミックな大蛇(オロチ)の動きは観る者を圧倒し、須佐之男命(スサノオノミコト)が剣を振りかざし対決するシーンでは「石見神楽花火」を大蛇が口から吹き放ち、言葉では言い表せない豪快な舞が目の前で繰り広げられる。

石見神楽の
歴史と背景

石見神楽の歴史と背景
石見神楽を創り出したまち浜田
石見神楽を創り出したまち浜田

石見神楽を創り出したまち浜田

日本の本州の西側、日本海に面する島根県。その西側に石見の国があり、石見の国の中心に城下町「浜田市」がある。海まで迫る中国山地の山なみと日本海の碧につつまれた日本の原風景を思わせるその地に、「石見神楽」と呼ばれる「神楽舞」がある。伝統を大切にしながらも、時代を受け入れ進化を遂げる深みのあるその舞は、観た者を虜にする。その舞の営みに欠くことができない「衣裳」「面」「蛇胴」などは浜田市で考案・創始され、特有の石見神楽文化を築き上げた。そのため、浜田市は唯一無二の「石見神楽を創り出したまち」として存在する。
1970年の日本万国博覧会〈大阪万博〉では、メイン会場であるお祭り広場において「石見神楽・大蛇退治」を披露し、その圧巻の舞は世界中の観客を驚かせた。 これまでに、国内はもちろん、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アジア、中東など様々な地域の国から招聘され、その舞を披露している。こうした活動は「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」の受賞など、浜田市の石見神楽は日本を代表する伝統芸能として評価され、50演目を超える石見神楽の演目のなかでも「大蛇」は石見神楽の代名詞であり、国内のさまざまな伝統芸能にも影響を与えている。

石見神楽を支える伝統のものづくりと文化
石見神楽を支える伝統のものづくりと文化

石見神楽を支える
伝統のものづくりと文化

浜田の職人の伝統のものづくり技術によって紡ぎだされる「石見神楽面」「石見神楽蛇胴」「石見神楽衣裳」「石見神楽花火」などは、石見神楽にとって欠くことができないものである。そのすべてが浜田の職人により考案・創始されたものである。

石州和紙・石州半紙

石州和紙・石州半紙

ユネスコの無形文化遺産や国の重要無形文化財にも指定される地域の宝であり、この紙が地元で生産されたからこそ、石見神楽の「面」「衣裳」「蛇胴」などのものづくりが花開いたといっても過言ではない。

石見神楽面〈長浜面〉

石見神楽面〈長浜面〉

長浜土人形にルーツをもつ和紙面「石見神楽面」は長浜面とも呼ばれ、石州和紙を用いて製作される。表情豊かな様々な面は軽く強靭であり、その技術と特徴が最大に活かされ「蛇頭」が製作されている。

石見神楽衣裳

石見神楽衣裳

浜田の衣裳職人により創始された、全国にも類を見ない豪華絢爛な「石見神楽衣裳」は、金糸・銀糸を用いて、ふんだんに縫い込まれる刺繍と、龍をはじめとする伝説の生き物や動植物などを陰影によって浮かび上がらせるための「生き物」と呼ばれる立体的な刺繍が施されているのが大きな特徴である。

石見神楽蛇胴

石見神楽蛇胴

石見神楽と言えば「大蛇」。この舞に使用される「石見神楽蛇胴」は、浜田で考案され製作されている。この蛇胴を駆使して表現される大蛇の舞は、リアリティに溢れ、迫力があり、観る者を圧倒する。その圧倒的な印象の蛇胴は、石見神楽ばかりでなく、国内の多くの伝統芸能にも影響を与え、取り入れられている。

クリエイター
プロフィール

島根県浜田市から世界へ

チケットは
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